B002:【理論】発音基礎_四声

タスクIDB002
レベルLv.01
レベル目標中国語の発音基礎について【理論】を理解し、【トレーニング】で身につけます。
(前半)→410音節表
(後半)→声調20パターン
タスク目標発音基礎(四声)の【理論】理解
学習形式タスク教材を読む
タスク完了想定時間
/1サイクル
30分
推奨サイクル数1
タスク教材『日本人のための 中国語発音完全教本』P97-P103
※以下、該当箇所のYou Tube動画あり
※既に発音が一定レベルでできている方は、こちらの書籍をご購入いただいておりません。こちらの書籍は読む必要はないので、下記の動画や参考情報だけご一読いただければOKです。
タスク内容
(完了条件)
タスク教材を読み、内容を十分に理解したら完了です。  
※発音の見本は、教科書やYou Tube動画など発音する人によって若干異なって聞こえることがあるかと思います。その場合は、「タスク教材」指定の見本を正解として、トレーニングをしてください。
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■学習のポイント

  1. 本タスクは「知識」の理解が目標です。教材の内容を腑に落ちるまで理解します。(2回目以降に参照する際にすぐ理解できるように)実際の発音(技術)は、次のタスクでトレーニングします。
  2. 腑に落ちないところがあれば、わかるまでコーチに質問しましょう。

 ■参考情報

※タスク学習完了の条件ではないので、必要に応じて参照してください。

声調ポイントイメージ
第一声高く上の方で平らに出す電話が通じない音「ぷー(ぷー)」
第二声後ろをしっかりと高く上げて、上がった最後のところをはっきりびっくりしたときの「えぇ!?」、ヤンキーの「あぁ?」
第三声後ろを上げず、抑える。リラックスして、深く沈むイメージがっかりしたときの「あ〜あ」 ※ただし、後述の通り最後に上げなくて良い
第四声はっきりと高音から一気に下降させるカラスの鳴き声を強めに「カァ!」

発音のポイント

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  1. 第1声「高くまっすぐ」と第3声「低く抑える」を対に、第2声「一気に上げる」と第4声「一気に下げる」を対に、シンプルに理解しましょう。
  2. 音の高さについて、それぞれの違いを明確に出すことが重要です。 音の高さを揃えます。まず、1声の高さを決めます。自分が出せる最も高い音を基準にします。ここに2声の終わりと4声の始めをきっちり合わせるようにしてください。この3つの高さがきれいに揃うと、伝わりやすい音になります。
  3. 力の入れ具合を意識しましょう。
    1. 第一声は「平均的に力を込める」
    2. 第二声は「力をだんだんと強める(お尻を一番強く!)
    3. 第三声は「最後に上がらなくてもよい(低く抑える)
    4. 第四声は「最初を強く!力をだんだんと弱める」
  4. 日本語の2拍分の長さを取るイメージしましょう。一つの音節内で音の高低を出すのでその分時間が必要になります。日本語の「あ」「い」「う」のような1拍(1音節)では短すぎて高低を出せないので2拍分使うイメージを持ちましょう。
  5. 第三声は(一般的な市販の教科書によって)最後に少し音を上げる、と書かれていますが、無理に後ろを上げる必要はありません。できるだけ抑えて低いままで大丈夫です(自然に少し上がってしまうのはOK)。

以上