中国語の実践能力トレーニングとして、CCレッスンを使って以下のトレーニングをするとき、慣れないうちはSkypeのキャプション機能を使って中国語字幕を使ってもよいでしょう。
Skypeで中国語字幕を表示させる
CCレッスンで中国語会話をするときにSkypeで便利なキャプション機能があります。キャプション機能を使えば相手(ネイティブ)の発話(中国語)にリアルタイムで画面に文字表示されることができます(下記イメージ)。中国語の字幕を表示できるイメージです。
※Skype公式サイトより。こちらは英語ですが、中国語も表示できます。
使い方
使い方は簡単です。まず、Skypeを使うことが前提になります。
Step1:「キャプション」をクリック
Skypeでビデオ通話中に下の画像のように「キャプション」というボタンがあるので、クリックします。
Step2:「簡体中国語」を選択
キャプションをクリックすれば字幕がONになりますが、おそらくデフォルトで「日本語」になっていると思います。これを下画像のところをクリックし、「簡体中国語」を選びます。
中国語キャプションを使う3つのメリット
意味のやり取りを楽しみやすくなる
会話は聞き取れないと相手の発話を理解できません。それにより、相手から何かの情報を聞いて、こちらの意図を伝える、という会話の醍醐味が味わえません。キャプションを使えば、補助的にリスニングの大きな助けになります。学習効果は落ちますが、会話トレーニングの初期段階では、会話の楽しさを享受するためにこのような機能を利用してもよいでしょう。
何と言ったのか?と確認する手間が省ける
毎回「何て言ったのか?」を確認する手間はだいぶ省けます。ネイティブに文字でタイピングしてもらうとなると時間がかかりますし、毎回言っていると気が引けます。
知らない語彙でも、漢字と音を同時に認識できる
また、初めて見る漢字と音を同時に認識できるので、この音がこの漢字か、と理解できます。漢字であれば、知らなくても推測が可能です。
中国語キャプションを使う際の3つの注意点
精度は完璧ではないので注意
中国語字幕の表示の精度は完璧ではありません。ネイティブが実際に発話した中国語を間違えて認識し、間違った中国語を表示してしまうこともあります。ただし、実際に使ってみると、9割以上は正しい印象です。たまにうまく機能しないこともあるので、その認識を持っておきましょう。(ネイティブの発音自体が曖昧、ということもあります)
いつまでも字幕に頼っていては聞き取れない
会話トレーニングを始めたばかりのときは、補助的に使っても良いでしょう。ただし、瞬発的に意味を取る練習にならないので、慣れてきたらキャプション(字幕)なしに切り替えましょう。
文字起こしを保存できない
トレーニング後の振り返り用にテキストを保存しておきたいところですが、現状、ライブキャプションの文字データは保存できないようです。
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以上です。