【中国語】発音基礎07:410音節表

発音基礎

目標

410音節表を正確に発音できるようにするため、 410音節表についての知識を学び、実際に発音トレーニングを行います。

410音節表についての知識

動画で410音節表を学ぶ

以下の動画を見て、4つ声調の特徴を理解し、真似しながら発音してみましょう。実際のトレーニングは次の学習で行います。

見本が速すぎる場合は画面右下の歯車マーク(設定)からスロー再生(0.75倍)などに調整してみてください。

※基本、第1声の声調で読んでいますが、常用漢字がないところはその他の声調になっています。学習者は慣れるまでまずは全て第1声でトレーニングしてみてください。

※YouTubeで広告が入ってしまう場合、こちら(受講生のみ)で元データの動画の閲覧が可能です。男性版の音源もご利用いただけます。

1.子音と母音を組み合わせて発音するには

これまで学習した子音と母音を組み合わせれば、410音節表を全て読むことができます。

caであれば、ciで練習したcの部分を発音し、単母音aを発します。zhaであれば、zhiで学習したzhの後に、aに移行します。子音と母音が重なって発音されることも一瞬ありますが、基本は別々です。

ca = 子音c + 母音a

zha = 子音zh +母音 a

日本語ではあまり意識しないところですので、子音をしっかり出してから母音に移るようなイメージを持ちましょう。そうでないと、子音が弱く、中国語母語話者からは認識されない可能性があります。

2.口の形は基本、母音が決めます!

音節表を列ごとに縦に読みましょう。その際、同じ列は同じ母音になります。同じ母音の音節はどんな子音がついても、基本同じ口の形になります。子音も多少口の形に影響しますが、最初に少し影響があるだけで大部分は母音の口の形が決めます。a, o, uなどしっかりとした口の形を作ってください。

3.ネイティブ音声付き音節表

音節表の各音節をクリックするとネイティブの音声が聴ける便利な音節表です。個別で音を確認するときに便利です。声調や男女の音声の切り替えもできます。
こちら(他サイトへ移動します)

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※2013(C)chlang 中国語音節表 作成:氷野善寛 中国語音声:沈国威・張叡
※PaoChai410音節表と順番や構成が異なりますのでご注意ください。

4.発音トレーニング

410音節表(ハンドアウト)を手元に用意し(※)、左上の最初の部分から、一つの音節につき2回ずつ縦に発音をしてください。a, a, ba, ba, pa, pa,…という感じです。H01の列が終わればH02へ、その後H03,04…と進み全ての音節を読みます。

まずは、冒頭の動画を見ながら、聴きながら動画と一緒に発音しましょう。ネイティブの口の形を見ながら、2周くらいやってみてください。

自分のペースで母音と子音の組み合わせを意識して大きな声で全体を通してよみましょう。

トレーニング最後に録音を提出しましょう。15〜20分かかるので、厳しければいくつかに分割しても良いです。(できらば通しで1ファイルが理想。言い直しはOKです。)

5.役立つ参考情報

本タスクを学習する上で参考になるネット上の情報を整理してお届けします。以下、YouTubeで公開されている動画を厳選しています。様々な角度から、色々な先生やネイティブの方々が独自の方法で説明しています。自分にしっくりくる説明を探してみましょう。

(1)夏季老師の日本人のための中国語

※410の音節表を直接解説していませんが、母音と子音を全体的に説明されていますので、音節表の学習に役立ちます。

(2)YOSHI中国語:基礎から始める中国語発音「ピンイン編」
(3)PaoChai410音節表(旧バージョン)

最新版とは異なる方の発音として参考にしてみてください。発音しているのは上海の某局アナウンサーです。ネイティブにより若干の違いはあるので、いろいろな人の発音を聴いてみるのも良いでしょう。

以上です。加油〜!

ーーー以上(学習内容はここまでです。辛苦了!)ーーー