【中国語】文法理論10:動詞述語文

動詞述語文

主語[~が/が]+ 動詞[~する]
我 休息。
わたしは休みます。

主語[~が/が]+ 動詞[~する]+ 目的語[~を]
我 吃 面包。
わたしはパンを食べます。

・文は通常は主語と述語から構成されます。動詞が述語になる文を動詞述語文と呼びます。

・“休息”(休む)の ような自動詞が述語になる場合、目的語を伴わずに「主語+動詞」の語順になります。“吃”(食べる)の ような他動詞が述語に立つ場合、目的語を伴う場合は「主語+動詞+目的語」の語順となります。 
目的語は動詞から見て「~を」という動作の対象になるものが多いですが、 中国語では動詞と目的語の意味関係はさまざまなものがあるので、“去中国”(中国に行く)のように、日本語の「~を」の関係にならないものもあります。

我 坐 公交车 吧。
wo3 zuo4 gong1jiao1che1 ba0.
バスに乗ることにしよう。

・動詞述語文は、主語が「これから~する」という一次的な動作を表すことも あれば、主語が通常そのようなことをする(またはしない)人であるという意味を表す場合もあります。

她 不 抽 烟。
Ta1 bu4 chou1 yan1.
彼女はタバコをすいません。(=非喫煙者である。)

・目的語を伴う他動詞でも、文脈で明らかな場合は目的語を省略することもあります。

你 听 广播 吗?
Ni3 ting1 guang3bo1 ma0?
あなたは放送を聞きますか?

我 听。
Wo3 ting1
聞きます。”